大阪から端を発したともされるスパイスカレー旋風。現在では関西圏を飛び越えて、関東を始め全国に広がっています。これはもう1つのカレージャンルとして確立したと言っても過言ではないでしょう。（まぁスパイスカレーの概念の話になるとアレですが） そんな中、ふらりと訪れた香川県に、なんとスパ…… more イスカレー店を発見。まさか四国にまでその波が押し寄せていようとは。。。コチラ『創作curry 朔日』に行って参りました!!!(^ω^) 香川県高松市瓦町『創作curry 朔日』 高松琴平電気鉄道琴平線「瓦町駅」西側出口から、駅沿いの道を北へ約180m程進み、最初の交差点を越えて直ぐの所に店舗を発見。なんとも和食屋然とした佇まいですねー。店内は手前にカウンター6席、奥にもカウンターが3席ずつある計12席。造りも外観同様に和のテイスト。元は和食屋さんだったのかな？調理担当＆接客担当のお2人で営業されています。 ＜ランチメニュー＞いりこ出汁のチキンカレー　900円本日のカレー（価格は内容によって変動）あいがけ　1,100円＜トッピング＞ご飯大盛り　＋50円ミニキーマ　＋200円ピクルス玉子　＋100円カレーはレギュラーの「いりこ出汁のチキンカレー」と「本日のカレー」の二枚看板。この日の日替わりは「鯛だしのあんかけ」。って最早カレーじゃねぇ(笑)しかし面白い。という事で「あいがけ」をオーダーしました(^ω^) 【あいがけ（いりこ出汁のチキンカレー＆鯛だしのあんかけ）】1,100円 このヴィジュアル、そして漂う雰囲気。お気付きの方もいらっしゃるかと思います。大阪の出汁カレーを語る上で外せない『堕天使かっき～』を彷彿とさせるものを感じさせますね。 ん～やはり俯瞰からの眺めもエクセレント。まさか香川の地でこういったタイプのカレーにお目に掛かるとは。 先ずはレギュラーメニューの「いりこ出汁のチキンカレー」から。ややとろみを持ったカレーは、ファーストアタックにグッと酸味を効かせたトマトベースの味わい。そこに後追いで迫るいりこのアクセント的出汁感。バランス的にはサポート的な存在ですが、コレは間違い無く出汁カレー。ごろりとした鶏肉の旨味やカスリメティの風味も合わさって、総合的な味わいに富んだマイルドさですな。 いりこの旨味を活かした出汁チキンカレーで禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ) 続いて日替わりメニューの「鯛だしのあんかけ」。コチラは見るからにカレー感の無いヴィジュアルですが、そこはやはりカレー屋、しっかりアクセントは入れてきています。ベースは鯛出汁の旨味を発揮した冷やしあんかけ。そこに先程の「いりこ出汁のチキンカレー」とは真逆のスタンスを発揮。出汁の旨味を引き立てるほんのりとしたスパイスの存在を感じさせます。バランスは違えど、やはり『堕天使かっき～』のカレーがオーバーラップしますね。 鯛の旨味を更に高めるスパイス使いで禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ) 添えられた副菜も和のテイスト満載なものばかり。5種類の中からおまかせで3種類が乗っかってきます。そしてライスは県産のコシヒカリを玄米で使用。どちらも出汁カレーとの相性は良好で、統一して和の方向性で確立しています。 しっかりとしたコンセプトを持った素晴らしいカレー。カレー・ライス・副菜、その全てのパーツがガッチリと和の方向性で組み合っています。大阪でもここまでしっかりとした出汁カレーは数えるくらいです。恐るべし香川カレー。 ウマウマな和の出汁カレーを堪能しました!!!ご馳走様でした!!!m(_ _)m 毎月1日は特別なカレーを提供!! 屋号である「朔日」とは、陰暦で月の第一日の事。それにちなんで、毎月1日は特別なカレーを提供しているそうな。んむー、なかなかにハードル高いですね。。是非とも地元の方々にリサーチしていただきたい。香川といえば讃岐うどん。特に伊吹島では最上級のいりこが生産されていたり、出汁に触れる機会は多く、出汁カレーに辿り着くのは、ある意味必然なのかもしれません。これは香川出汁カレー旋風も考えられますね。まだまだスパイスカレーの概念が浸透していない香川で、このレベルのお店があるのは非常に期待値が上がります。このお店を基点に、香川のカレーが盛り上がるんじゃないかなー。 これからの香川カレーシーン、見逃せませんねー(^ω^) 店舗情報 【創作curry 朔日】（そうさくカレー さくじつ）ジャンル：スパイスカレー電話：090-8302-9989住所：香川県高松市瓦町1-7-13交通手段：高松琴平電気鉄道琴平線「瓦町駅」から徒歩3分営業時間：11:30～14:30頃/17:00～20:00（売切れ次第終了）定休日：不定休駐車場：無サイト：Instagram close

『創作curry 朔日』～魅惑的出汁の存在感!!香川県高松市に魚介出汁スパイスカレー発見☆～