東京に出張だったので、昼は巣鴨で降りてプルジャダイニングに行きました。 お願いしたのはダールバット756円、そして何かお勧めありますか、でプルジャさんが挙げて下さった干し穴子２尾540円です。穴子は１尾270円という選択肢もありましたが、そうそう出会えるメニューでもなさそう（実…… more 際今回が初めて）なので２尾で。 ダールは最近よく出会うタイプで発酵控え目魚味多目のものでした。アチャールはムラコアチャール、タルカリはキャベツとジャガイモのクミン炒めというオーソドックスな組合せですが、御飯と味噌汁と漬物は奇を衒ってもね、という気分。多少のバリエーションがあった上でこの安心感ですよ。 穴子は焼いて干したのを油ちょっとつけて焼いた物。干物らしく、穴子は旨味が凝縮されてる感じです。これ付けてね、とオレンジ色の粉が入ったカトリが一緒に出てきました。チリかなと思ったら馴染のある香り。もしかして、と訊いてみたらやっぱり山椒が入ってました。 ネパールでは山椒使うの？と振ってみると、あんまり使わないそうです。スパイスとして育ててる訳じゃないので、野生のが生えてる所では使う事もあるのだとか。以前プルジャさんとこで山椒っぽい香りだと感じたのは、本当に山椒だったのかも。 そこから派生してネパールではクミンやカルダモン、クローブは採れないので基本使わない、という話も聞けました。クミンは普通に使ってると思ってたので意外です。民族、というか村単位で違うような話だったので、採れる地方があれば使ってるでしょうし、逆にインドやスリランカでも山椒を使ったカレーに出会える可能性もあるのかも、なんてわくわくしてきました。 今回の料理はにんにくが控え目でした。お偉いさんと会うので、という目論見が当った気分。 close

9月20日のカレー