高知で一泊、翌日雨を縫って徳島に戻る途中、貞光にある謎のカレー店インドラに立ち寄ったのですが定休日でした。土曜休みってことは、このスケジュールだと金曜のハロハロキッチンと天秤に掛けるしかないってことですねえ。次回どうするか考えませんと。 休みなら仕方無し、確か道の駅藍ランドうだつ…… more に面白そうなカレーがあった筈、と向かうと、食事の営業は14時までとのことでここも食べ損ねました。寄道しなければ食べられたかもしれないのに、こういう時は色々と裏目に出るもんですね。 まあいいや、と昼抜きのまま徳島に向かいます。夜はマータラでバイキング1980円を予約してあるので、その分腹を空かせるのも一興。船便も一本遅いヤツにして和歌山の宿にも連絡済、準備万端です。 お店には開始時刻の18時少し前に到着。前で待ってると予約したお客さんが次々とやって来ます。開始5分前位から、料理は開始時刻になるまで食べることはできない旨の説明とともに入店開始。バイキング開始時には８割近くの席が既に埋まった状態になり、その客層の広さと共に改めてマータラの人気を実感です。 スタートと同時に料理のコーナーは大混雑。こちらは船便もあるので制限時間内で食べられれば遅い方がいいや、と暫く様子見してましたが、早々になくなる料理が続出で、厨房もフロアも大忙しでした。 しまったなあ、ここに２サイクル目来店のお客さんが重なるから、のんびりお話どころじゃなさそうです。船便まで３時間以上余裕がありますから、もっと遅い時間の予約にすればよかった。前回そこは学習した筈なのに、すっかり失念していました。 コーナーが少し空いたので料理を取りに行きつつ、今回のメニューを確認します。ゴーダンバ、トマトと茄子とツナのパスタ、イエローライス、チキンカレー、キーマカレー、野菜カレー、豆カレー、猪のカレー、スリランカナン、デビルソーセージ、チリソース、アチャール、オニオンサンボル、グリーンチリペースト、生野菜サラダ、キリパニ、ホットセイロンティーというラインナップ。 くの字型の店内という点では旧店舗と同じですが、料理が置かれている場所が厨房前の台で、そのコーナーが旧店舗よりも細いという構造が影響して、お店中のお客さんが集中すると大混雑になるんですね。無くなった料理も補充されるので、何かが食べられないという心配はなさそうですが、食べたいものに辿り着くには時間が掛かるかも。 などと考えつつも一皿目を確保して自席に戻り、食べ始めました。お客さんがほぼ日本人（ほぼというか、この時は100％）だからなのか、辛さはかなり抑えてあります。でも他のスパイスはきっちり使ってあり、香りと刺激がたっぷり楽しめます。 ダンミカさんはイタリアンの経験もおありとのことで、スパゲティが素晴らしく旨いです。シュワさんの腰砕けマリナーラスパゲティを思い出しながら食べました。カレー食べに行ってまさかスパゲティを三皿もお代わりしてしまうなんて思いませんでしたよ。 この日の料理で白眉は猪のカレー。味は豚と良く似てるんですが、歯応えが全然違います。決して硬い訳ではありませんが、噛んでも噛んでも弾力が続く感じ。あと旨味が湧いてくる感じで、要は噛む程旨いって肉でした。猪カレー、他でも見掛けたら積極的に食べに行きましょう。 大皿のお代わりを一回、デザートのキリパニを二回、そしてスパゲティを三回。うん、食べました。腹空かせてた甲斐がありました。 しかし、最初に不安を感じた通り、結局お話する時間は取れず挨拶程度。次回はバイキングの日を避けて通常メニューを楽しむというのも良いかもしれないなあ、なんて考えた５回目のマータラでした。 この日は和歌山まで渡って宿泊。翌日は来た道を戻る感じに走って水戸まで帰りました。都合1800km、以前は3000km位走ってたことを考えると控え目ですが、今の体力でもこれ位は無理なく走れるんですねえ。ちょっと自信になりました。 close

9月1日のカレー