「ラーメン屋は縦の繋がり、カレー屋は横の繋がり」 とあるカレー店主から聞いた含蓄のある言葉。 勿論これは良し悪しではなく、ラーメン業界には各店舗がしっかりとした弟子制度を整備しており、逆にカレー業界はお店同士が良い意味で緩い関係性を築いています。 そんな中で大阪でも数少ない弟子制…… more 度を持ったお店『和レー屋 南船場ゴヤクラ』。 『和レー屋 北浜丁子』や『スホベイ』の2店舗で、その和レーの系譜とも言えるカレーをいただく事が出来ます。 そんな大阪カレーシーンを語る上で外せない『ゴヤクラ』から、新たな継承店が誕生!! コチラ『七日カリー』に行ってきました!! 『ゴヤクラ』で修業されていた津田氏が満を持しての独立店をOPEN。 これは行ってみない訳にはいきません。 OPEN直ぐにお邪魔してきました(^ω^) JR環状線or地下鉄中央線 弁天町駅から阪神高速沿いを西へ。 ざっくり800m程直進し、磯路3の交差点を右折。 最初の交差点をまた右折しますと直ぐの所に店舗を発見。 「津田サンズショップ」というテントが目印です。 店頭には「七日カリー」の看板と、店主を模したであろうキャラクター。 店内はカウンター＆テーブル席で20席弱くらいでしょうか。 白を基調としたシンプルで肩肘張らない空間がナイス。 奥には日本酒とかが入った冷蔵庫もありますが、これ出してるんすかね？呑みたい。。。 ＜カレーメニュー＞ 激辛チキンキーマ 700円 ビーフカレー 800円 牛豚合挽きマーラー(味噌) 800円 七日カリー(海老・トマト) 800円 この日は『ゴヤクラ』から継承した「激辛チキンキーマ」「牛豚合挽きマーラー」に、オリジナルの「ビーフカレー」「七日カリー」の4本柱。 現在はトッピング等はありませんが、大盛り対応等は可能な様です。 あいがけは『ゴヤクラ』と同じスタイルで、2種チョイスで価格が上の方の金額。 今回は迷いに迷った結果、オリジナルと『ゴヤクラ』継承から1種類ずつという事で、「七日カリー」「牛豚合挽きマーラー」をあいがけでいただきました(^ω^) 【七日カリー(海老・トマト)＆牛豚合挽きマーラー(味噌)】800円 現れましたカレーは、、おっとやはり何処か『ゴヤクラ』テイスト漂ってますね。 漂う香りも修行元がフラッシュバックします。 上からの絶景ポイント。 海老がゴロンと5尾も乗っかってんのは眼福過ぎますねー。 先ずは『ゴヤクラ』継承の「牛豚合挽きマーラー(味噌)」から。 ファーストアタックはグッと味噌の塩気とほんのり甘味が舌を刺激。 そこからじわりとスパイス感と花椒系の華やかさが広がっていく様は、正しく和レー的。 牛豚合挽き肉の旨味に豚バラのガッツリ感も合わさって、肉々しさも満載でボリューミー。 カレーかどうかの境界線ギリギリを渡り歩く感じは流石の『ゴヤクラ』仕込みですね。 味噌の味わいに麻辣具合がビシッとマッチしていて禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ) 続いてオリジナルメニューの「七日カリー(海老・トマト)」。 トマトベースの鶏挽き肉カレーに、プリンと剥き海老を5尾トッピング。 カレーはトマトの優しい酸味と鶏の淡白さで、かなりあっさりテイスト。 ややイタリアンっぽさ感じる仕様ですね。 先のマーラー系の攻め具合とは対照的な優しさが、しっかり方向性の違いを打ち出していてGood。 剥き海老は下味を付けてソテーしているので単体でもウマウマ。 そしてこの味わいがカレーに変化球として合わさり、また違った味わいを生み出します。 コレは確かにオリジナルなベクトルですね。 トマト・鶏・海老の相性は鉄板過ぎて禿げウマ!!!Σ(ﾟДﾟ) 『ゴヤクラ』で培った和レーのテイストと、独自で編み出したオリジナルのテイスト。 双方が合致してまた新たな和レーの世界観を作り出しています。 今回いただけなかった「激辛チキンキーマ」と「ビーフカレー」のコンボも楽しそう。 また新たな引き出しもワクワクさせますねー。 ウマウマな和レー＆創作カレーを堪能しました!!! ご馳走様でした!!!m(_七_)m 弁天町エリアは今までこういった創作系のカレー屋は皆無だったんで、これは期待の新店ですね。 ほんまは夜もやりたいそうですが、地域的に夜は全然人通らないとかで(笑) 予約限定とかでもええんちゃいますかねー(^ω^) カレーシーン未開の地で若き挑戦に期待です!!! 【七日カリー(ななひかりー)】 ジャンル：スパイスカレー 電話：非公開 住所：大阪府大阪市港区弁天3-1-18 交通手段：各線 弁天町駅から徒歩約15分 営業時間：11:00～16:00(売切れ次第閉店) 定休日：不定休 駐車場：無 サイト：instagram close

『七日カリー』～ゴヤクラの系譜がまた1つ!!弁天町に降り立った和レーの継承者☆～